「谷村新司の不思議すぎる話」~ご本人も「さらば昴」って何?

書籍紹介

どうも、十和田櫂です。先日、すばる=プレアデス星団について記事をアップしました。

すばるって星団だったの?秋の夜長に楽しむ「すばる」のストーリー3選
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ストーリーのひとつに谷村新司さんの名曲「昴」について触れましたが、今回の記事では元ネタである「谷村新司の不思議すぎる話」をレビューいたします。

谷村さんは楽曲づくりにあたってひらめきや直感を大切にしてらっしゃるそう。「昴」もある日突然、頭の中に浮かんだとのことで、最初はご本人も「さらば昴ってなんのこっちゃ?」だったようです。

東十条くん
東十条くん

確かに「昴」って名曲でアジアでも人気だけど歌詞の意味が難しいよね

十和田くん
十和田くん

そうそう。その秘密が「谷村新司の不思議すぎる話」に書いてあるんだ

「谷村新司の不思議すぎる話」には「昴」の歌詞に秘められた謎の他にも、日本や日本語、からだ、音楽をキーワードに、マリアナ海溝よりも深く広い世界のなぜを探るための「ワンダーフル(Wonder full)」なきっかけがちりばめられています。

本書の概要

本書は谷村新司さんが齢55歳で罹患した帯状疱疹をきっかけに、改めて世界について学んだことをまとめてあります。

大人になると何事にも疑問をもたなくなり、「なぜなのか?」「どうしてなのか?」と本質を突き詰める問いを発しなくなります。(中略)帯状疱疹を何かのサインだと感じた私は(中略)まっさらな頭でこの世の中をゼロから勉強してみたいという気持ちが強くなったのです。

(「谷村新司の不思議すぎる話」 はじめに、より)

第一章「『昴』が教えてくれたこと」、では、名曲「昴」誕生秘話と、時を経て「昴」を再発見した物語が語られています。

第二章・第三章「日本の不思議すぎる話」「日本語の不思議すぎる話」では、古代日本はとてもインターナショナルだったかも、という点についてまとめられています。いわゆる中東からの「失われた十士族」や、ヘブライ語との関係、そしてカタカナの神秘について語られています。

第四章「からだの不思議すぎる話」では、体を構成する色やDNAなどのらせん構造に着目し宇宙とのつながりにまで思いを馳せておられます。

第五章「音の不思議すぎる話」では音のもつ神秘的な意味合い、音と体の関係、音階が上がるタイミングと人生のタイミング(還暦など)にも言及されていらっしゃいます。

谷村さんが伝えたいこと、それは「なぜ」に立ち返り新しく学ぼう、そこにはきっとワクワクすることがたくさんあるよ、ということだと思います。そんなキッカケになるのが本書です。

世界はたくさんの不思議に満ちています!まさに”ワンダー・フル(「驚き」に「満ちている」)”なのです!

(「谷村新司の不思議すぎる話」 はじめに、より)

 

今まで「不思議だよね」で終わっていた扉を開くとそこには何があるのだろう・・・この本の中には、たくさんのジグソーパズルのピースがちりばめられています。

そのピースの一つにでもあなたのココロが反応したなら、それはあなたが新しい扉のノブに手をかけたということかもしれません。

(「谷村新司の不思議すぎる話」 おわりに、より)

【要約】本書のポイント

名曲「昴」誕生秘話と「昴」の原風景を探す旅(第一章)

谷村さんの楽曲制作スタイルはずばり「ひらめき」
名曲「昴」の誕生はなんと引越しの真っ最中だったとのこと
はじめに降り立った歌詞は
「さらば昴よ」
え、ラストワードじゃないですか〜
ほんとにご自身も
「なんだろうさらば昴って」
という気持ちだったそう。実は歌っていてもイマイチ意味不明のところもあったと仰ってます。「昴」誕生時は、果たせなかった夢をつれてゆく、というニュアンスだったそうです
しかし時は経ち
55歳のときに帯状疱疹を患い、このときにもう一度昴を振り返ったところ、プレアデス星団に関する記事が特に印象に残りブックマーク。ところが翌日には記事がなくなっている・・・
そこから谷村さんの「昴」への旅がはじまります。
この旅の途中で、中国でプレアデス星団からダイレクトメッセージがあったとのこと!
旅のなかで谷村さんが「昴」の本当の意味を知ります。
それは昴の宿命。物質世界を捨て魂の世界へ目を向けよう、ということだったのです!
見えないものに目を向けよう、なんだか金子みすゞさんの詩のようですね
これ以上は是非本著をご覧ください〜

日本・日本語のルーツを探る(第二章、第三章)

僕らはどこから来たのか、何者なのか・・・
古代、国境はあいまいで日本や日本人の定義もあいまい。また日本へ移民してきた民族も?
中東、現在のパレスチナ地方で東へ移動したという言い伝えなどがある「失われた10氏族」
日本に高度建築を伝えたとされる「秦」氏
名字の母音と色の関係。そして相性の関係など。
さらりと語っておりますが、かなりディープ。ディーパー・ディーペスト。
はい。深い話なのです。
「ムー」読者の方には定番かもしれませんが、古代のミステリーはやはり面白いです。
壮大なコスモポリタンとしてのDNAが日本人にはあるんだろうなぁという広い気持ちになれます。

体に隠された、色とらせん構造(第四章)

赤と白。らせん形状。生命体を形作る基本の色と形状です。

なぜ赤ちゃんは、「赤」なのか?

血液と血管に意思はあるのか?

ヒトはサルから進化したのか?

DNAとうずまき形状、色の関係からまとめてらっしゃいます。すらりと読むのは簡単ですが、なかなか難しい内容でした(;’∀’)

音に隠された神秘(第五章)

五感。最も早く発達するのは「聴覚」とのことです。それはお母さんのお腹のなかにいるときから発達します。なので、お母さんのご機嫌な鼻歌がもっとも胎教によいとのこと!

森のくまさん、いいですね。

音。毎日、音に囲まれてます。デジタルに囲まれている現代。しかしアナログ音楽が僕たちにもっと安らぎをあたえてくれるのです。

音階と体の部位の相関性。

オクターブがあがるタイミング。8と13。還暦という東洋の慣習との共通項。なかなか面白い考察だと思いました。

【行動】これをやったらアナタも・・・

  • 「なぜ」をほっておかずに調べてみましょう
  • 本書で語られていることは谷村さんもおっしゃってますが、谷村さんの勉強されたり、プレアデス星団から情報(?)です。みなさんなりに調べると面白いかもしれませんね。

最近、もっと勉強していたらなぁ、特に理科系・・・と反省してます。でも何かを始めるのに遅すぎることはない。行動してみよう、と思わせてくれた谷村さんの著書でした。

もしかすると星からのコンタクトもあるかも~☆

まとめ

いかがだったでしょうか?タイトル「谷村新司の不思議すぎる話」だけでは読もうかどうか迷ってらっしゃる方に内容がうまく伝わっていれば幸いです。

本書では、「不思議すぎる話」が、さらり、と語られていますが実は内容としてはとてもディープ。

谷村さんのファンの方はもちろん、スピリチュアル的なものや都市伝説的なものに取り掛かりたい人におすすめです。しっかり理解しようとすると難しい内容も多々あり。本書からスタートして興味のあるところを深堀していけばよいのではと思います。

一方、「ムー」などを読み込んでいる方にとってはちょっと物足りないかもしれません。

書籍情報

  • 書籍名 谷村新司の不思議すぎる話
  • 著者  谷村新司
  • 出版社 マガジンハウス
  • 出版日 2014年1月30日
  • 総評

    ★★★☆☆

    「昴」好きな方必見。

  • 読みたいとき 視野を変えてみたいとき
  • キーワード  昴、プレアデス星団、不思議なはなし
  • ページ数 223ページ
  • 目次
  1. 第一章 『昴』が教えてくれたこと
  2. 第二章 日本の不思議すぎる話
  3. 第三章 日本語の不思議すぎる話
  4. 第四章 からだの不思議すぎる話
  5. 第五章 音の不思議すぎる話
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