こんにちは、十和田櫂です。
外出自粛が一応解除されたものの梅雨時であまりお出かけできません。なんだか家族の会話のネタもなくなってきてませんか?仕事や学校のあれやこれやでギスギスしてないでしょうか?
そんなときこそ星の話をしてみましょう!
星座占いなどで、みなさん親しみがあるトピックかなと思います。そこで星の話で気分転換。春~初夏の代表的な星座~うしかい座、おとめ座、しし座は実はとってもキズナの深い星々なんです。
今夜はいつもとちょっと違う星々のセカイに思いを馳せて家族団らんの時間を過ごしてはいかがでしょうか?きっとキズナが深まります!
楽しい会話で家族のキズナを深めよう
なんだか最近会話がぎすぎすしている。なんてことありませんか?
日々、暮らしていると言わなくてもいいこと、ついつい指摘してしまったり、グサって刺さる言葉使いしてしまったり、お互いギスギスしちゃうこともありますよね。
日常のストレスで結論ありきの話ばかりだとお互いに辛くなります。よく「雑談力」なんて言葉も聞かれると思いますが、まさに楽しい「雑談」でギスギスした関係を修復しキズナを深められるのです。
なんで星の話なの?
とはいえ、「楽しい雑談」って何?、と悩みますよね。
そこで・・・星座のはなし、なんていかがでしょうか?
星座や星空ってみんな親しんでますよね。朝のワイドショーやネットニュースで星座占いをチェックしてる人も多いはず。生まれながらにみなさん星座ありますから当然ですね。
そう、星の話題は共通の「雑談」になるんです!
またなんといっても、星座はひとつひとつの星がつながってできているんです。これってキズナでしょう、と思うのは僕だけでしょうか!?
では楽しい星の話にまいりましょう!
星座のキズナのストーリー
夜空に輝く星座と星のストーリーを3つご用意しました。
うしかい座、おとめ座、しし座をつなぐキズナのストーリーです。
①キズナのストーリー その1~春の夫婦星
②キズナのストーリー その2~おとめ座スピカの家族星
③キズナのストーリー その3~みんなで一緒にみつけよう
星図:2020年6月25日 21:00 (株)アストロアーツ Stella Navigator11でシミュレーション
①キズナのストーリー その1~春の夫婦星
春から初夏にかけての代表的な星座、うしかい座とおとめ座の物語です。
星座には物語の主人公となる星があります。多くは1等星と呼ばれる肉眼でもはっきりと見える星なのでみつけやすいです。
さて、ストーリーその1の主人公です。
うしかい座のアルクトゥールスさんとおとめ座のスピカさん。お二人は「春の夫婦星」、と呼ばれています。
6月後半のこの時期、21:00ごろの南西の空高いところに赤く輝くのがアルクトゥールスさん。そこから地平へ向かって下にあるのが、スピカさん。スピカさんは白く美しく輝いていますので真珠星なんて呼ばれています。
色の違いだけみると熱い男アルクトゥールスさんですが、実は熱量が高いのはスピカさん。アルクトゥールスさんが表面温度4,000℃なのに対し、スピカさんはなんと20,000℃!
「ワタシにさわるとやけどするわよ」
でも熱い男アルクトゥールスはスピカさんを追いかけます。いつまでもいつまでもいつまでも・・・
星の固有運動というもので星々は少しづつ動いています。この作用によってアルクトゥールスさんがスピカさんを追いかけているので、夫婦星、と呼ばれています。ルパンと不二子ちゃん、みたいな関係かもしれませんね、あそれだと夫婦じゃないか。ケンシロウとユリアのほうがよいかもしれません。
それにしても2020年6月25日現在、とっても離れています。あと60,000年するとぴったり寄り添えるようですよ!
Stella Navigator11というソフトでシミュレーションしてみました。2020年ではだいぶ離れてますが、62020年寄り添ってますね~
②キズナのストーリー その2~おとめ座スピカの家族星
遠い遠い宇宙の彼方をみつめるとスピカさんは一つにみえます。
ぐっと寄ってみると強く輝く星が二つございます。星々が互いに近いので一つにみえるのです。
しかし
じつは5連星なんです!さすがにStella Navigator11でも5つ全部はみえなさそうです。
ストーリーその1でご紹介したアルクトゥールスさんは単身赴任中ですが、大家族だったのですね。遠く離れていても60,000年後にはみんな寄り添えます。僕ら人間はもっと早く寄り添えますね、きっと。
ところで連星というのはこのほかにもたくさんあります。地球からみると一つですが、寄るといくつかの星々が連なっています。
なんだか僕ら人間と似てませんか?ひとつひとつの個性が輝いてひとつの美しいものにみえる、なんてキズナですね!
③キズナのストーリー その3~みんなで一緒にみつけよう
さあ、星座と星をみつけてみましょう!
星座をみつけるには、星座盤を使う方法と、スマホアプリを使う方法があります。
手作業で星座盤を操りながら探すのも、労力・努力が報われた時の喜びがあって楽しいです。ご家族一緒に楽しめます。
一方、アプリは方角、高度、星座線や星座絵もでるのですぐに見つけられます。
いずれにしてもまずは輝きの強い星を探しましょう。
コツとしては、夜空に大きく輝く北斗七星を探します。
北斗七星のしっぽの先のあたりがうしかい座です。
ここから明るい星を探します。
うしかい座→アルクトゥールス
おとめ座 →スピカ
しし座 →デネボラ、アルギエバ、レグルス
都市部ではなかなか星座すべての姿をみれないかもしれません。
春の大三角形を描いてみましょう。
アルクトゥールス、スピカ、デネボラを結ぶと大きな三角形が浮かび上がります。
実際の空でみてみましょう!2020年4月15日20:00ごろ、横浜市の「根岸森林公園」という公園で観察したものです。上の記事のシミュレーションとは方角が異なりますが、探し方は一緒です。北斗七星のしっぽからたどりましょう。Stella Navigatorのシミュレーションも掲載してみましたので、見比べてみてください。
ちなみに撮影はGopro Hero Black7です。これからこのサイトでも撮影場所や設定などもご紹介したいと思ってます!
まとめ
キズナを深める星のストーリー、楽しんでいただけたでしょうか?
アルクトゥールスとスピカの夫婦星。早く6万年たって5連星の家族で仲良く暮らしてほしいですね。
春の大三角形、みんなであれこれ話しながら探してみましょう!これかな、あれかな、とみんなで楽しく探せばキズナが深まること間違いなし!
気軽に星空の話をみんなでしてみよう!という気持ちになっていただけたらうれしいです。これからもたくさんのストーリーをお届けしたいと思います。
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